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まどろみhardestLive

produced by

MASUMI KUNO


song lyrics, composed, arrenged by

KING CRIMSON / KUNIO SUMA


< PLAYERS >

  • ●須磨 邦雄/KUNIO SUMA
    Electric Guitar, Voice

  • ●吉永 伸二/SHINJI YOSHINAGA
    Bass Guitar, Voice

  • ●長沢 正昭/MASAAKI NAGASAWA
    Drum Kit, Percussion

まどろみ Hardest live '76 /  Madoromi Hardest Live '76

 

1.情景5 / Sceen 5

 

2.グレート・デシーヴァー / The Great Deciever

 

3.Tapes / Tapes

 

4.太陽と戦慄 Part I / Lark's Tongues in Aspic part I

 

5.ワンモア・レッド・ナイトメア / 
            One More Red Nightmare

 

6.IMPROV / IMPROV

 

7.イージー・マネー / Easy Money

 

8.トーキング・ドラム / The Talking Drum

 

9.太陽と戦慄 Part II/Lark's Tongues in Aspic part II

2001年作 Gohan Records GMD-001

 1975年浜松ヤマハ本社ホールでのライブ録音をメインに構成された。

2.は同年に開催されたヤマハ・ドラマーズ・チャンピオンシップの収録をラジオ放送でオンエアーした際に、自宅でキャッチしてカセット・テープに録音したもの。自分で言うのもなんだけど、これはどこをどう切ってもキング・クリムゾンです。

後半の鉄琴が入るパートから最後の数小節前までは一応オリジナルになっていて、いろいろな実験を試みています。
鉄琴パートはその後「美狂乱1st」の「二重人格」の静の部分の発想に転換されたし、後半部分ではドラムとベースは2拍3連で進みながらギターは5/8で弾いていて、ピタリと合う地点でエンディングに持っていこうという無謀な試みもしています。当日はその部分で私は完全に失踪しましたが、どういう訳か奇跡的に何の狂いもなくビタリと3人が揃いました。
これは神のなせる業だと今でも思っています。

浜松のヤマハホールは、ハイワット3段積ではあまりにも小さすぎるホールで、当時まだサウンドも確立されていない私としてはどう対処したものかと四苦八苦した記憶があります。ハイワットは基本的にクリアーな音しか出ないのでディストーションが不可欠なのですが、小音量のせいでいわゆる”箱鳴り”せずに、寂しい音で演奏したものでした。
そんな私を尻目にドラマー長沢氏は絶好調で、完全に”喰われた”状態で演奏終了したのでした。私は「早く家に帰りたい...」と思いながら演奏していた記憶があります...。

まぁ、山あり谷ありですからねえ。ライブ演奏なんて...。